PMIイズム#4-2
「プロジェクトに対し、積極的であり(受け身ではない)、常に他の施策を持っている。」

PLAN-Bの重要性

今回は「他の施策を持つこと」についてです。
何かの施策を提案する際、裏で他の施策を持つことはこれまで私自身意識できていなかったことになります。冷静に考えてみますと、顧客に施策を提案する際、単一の施策のみではやはり強引な感じがしてしまい印象が悪くなるかもしれません。また、次の施策を出すまでに時間がかかればそれだけ信頼度も低下します。一方、複数の施策を出してベストのものを選んでもらうようにする、最初に出した案がNGを食らってもすぐに裏で準備しておいた別の案をぱっと出すことができれば信頼度は間違いなく高まります。
私は「UNO」やトランプの「大富豪」では切り札を早めに出して短期決着を図るタイプでした。その際、より強いカードを持っていた人にやられてしまうのがいつものパターンでした。提案する際も同じで自分が出した案がボツになり、顧客の出した案にそのまま迎合してしまうとこちらも「負け」を意味することになります。ここでぱっと出せる「2枚目の切り札」があれば負けを消すことができ、提案力の高いPMとして信頼を勝ち取ることができるはずです。
「UNO」「大富豪」でも同じで、切り札を2枚持っておけば負けなかったと思います。
状況によっては出せる案がどうしても単一になることもあります。ただし、顧客としても
単一の案で進めるより複数の案を比較するほうが検討も進めやすく、お互いに仕事も面白くなります。そして、こういう所から顧客との信頼関係も生まれてくると考えます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です