PMIイズム#4-1
「プロジェクトに対し、積極的であり(受け身ではない)、常に他の施策を持っている。」

プロジェクトマネジメントへの積極性

今回のイズムに対する個人的な意見の結論としては

・受け身にならないチームを作るため、各メンバーの立ち位置を可能な限り対等にする。

・施策を提案する際、切り札を2枚持つことが理想である。
となります。


PMのミッションは「自らが受け身にならず攻めの姿勢を忘れない」のはもちろんのこと、「受け身にならないチームを作る」ことであると考えます。現在支援に入っているプロジェクトは少し前までは炎上しておりメンバーの不協和音や体調不良者も後を絶たない状況でした。そして、リリース延期という不本意な結果が待っていました。しかし、ここから各メンバーに責任感が芽生え、上下関係を意識せず平等かつ積極的に意見を言えるようになってからチームは良い雰囲気になり1つにまとまりつつあります。

リリース延期は「負け」を意味しますが、各メンバーの立ち位置を対等にすることでそれ以上にプラスとなるものを得ることができたと考えます。私自身もこちらのプロジェクトのPMから「全員がキーマンになり、全員がヒーローになれるプロジェクト」が理想であるということを学ばせていただきました。
中には、上位者の指示に忠実に従う姿勢だけを歓迎するPMもいます。ただし、受け身になってしまうとどうしても日々の業務が「上位者の機嫌を取るだけのもの」になってしまいます。こうなってしまうと仕事は当然面白くなくなります。

また、打ち合わせの際に特定のリーダーだけを集め、メンバーを参加させないPMもいます。こちらはメンバーからすると放置されている(=信頼されていない)感じがしますし、失敗した際には「悪口を言われているのでは?」と戦々恐々してしまいます。そして、どうしても積極性が無くなってしまいます。

次回「他の施策を持つこと」に続く。

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